今後の事業展望

　
　ご高承のとおり、日本の総人口は２００５年から減少傾向に入りましたが、少子化・高齢化と相俟って生産年齢人口も同様に減少、ＳＥ・ＰＧ等のシステム技術者も減少し始めています。このことは、中国オフショア開発の目的が、当初の「システム開発コストの低減」に加えて、「人的リソースの確保」も目的にしていくことになると予測されます。
　人的リソースの確保に向け、日本の主要企業は中国を中心にしたオフショア開発をさらに推進してくることが予測されますが、弊社グループは信頼されるビジネスパートナーとして、御社情報システム戦略の成功に貢献するよう努力してまいります。そのためには、上流工程への対応力、プロジェクトマネジメント能力、さらには品質管理を含めた総合的な技術力などの強化を図っていくことが肝要と捉えています。
　中国４社においては、日本からのオフショア開発のビジネスを責任持って推し進めてまいりますが、海外ビジネス拡大の際には日本以外のビジネスでもご協力させていただき、御社の発展・繁栄に些かでも貢献したいと考えております。
　先を読むのが難しい時代になりましたが、弊社グループは持てる強みを存分に発揮し、より存在感のあるＩＴ企業を目指してまいりますので、今後とも末永くお取り引き賜りますよう、あらためてお願い申し上げます。


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